健康志向について

あなたは執着し過ぎていませんか？　健康ブームの裏側について

近年日本では、盛んに健康食品やダイエット食品、またはグッズなどがメディアやインターネット等を通じて販売されており、女性や高齢者を中心に健康ブームとなっています。
今ほどではないものの、働くためには体が資本であるという認識から、昔から健康に対して信仰心があったようです。
特に現代では、消費者の不安を煽った宣伝文句が多くみられ、業者の幅も広くなったため、ますますの過熱ぶりがうかがえます。なので健康になるための手段ではなく、ただ健康ブームに乗っかるだけの人も多いのです。
その様な人は長続きしないでしょう。健康を維持するには、体に合った物を長く続ける必要があります。
しかし健康関連商品やサービスが増えすぎて、どれが自分にとっていいのか、また効果が表れるのか、購入したグッズが本当に健康に役立っているのか、いつまで続ければいいのか不安材料は尽きません。
また専門家によるものでも、本物か本当かどうかの見極めも難しいとされています。時には健康のために摂取していたものが逆に害になったり、過剰な使用により健康を損なったり、死亡事故に繋がったりして問題になっています。
例えば、抗酸化作用があるとされるポリフェノールが多く含まれる食品では、ポリフェノール自体問題ないものの、その他に含まれる成分により過剰摂取すると、糖尿病や高脂血症などの、重大な病気を招く恐れがあるのです。その他、効能や効果がないものも多く出回っているようです。
金額にしても馬鹿にならない健康食品やグッズ、あまり過剰にならないよう気を付けましょう。

小熊